第44回東日本フィギュアスケート選手権大会が、青森県八戸市で開催されることになりました!
なお、第35回東日本フィギュアスケートジュニア選手権大会も同時に開催となります。
この記事では、大会の概要や日程、出場選手などの情報をまとめました。
目次
東日本フィギュアスケート選手権大会とは?
ふだんオリンピックや世界選手権しか見ない人にとっては、馴染みがない大会だと思いますので、簡単に解説します。
『東日本フィギュアスケート選手権大会』というのは、日本スケート連盟が主催するフィギュアスケートの国内選手権大会の一つです。
国内大会の最高峰は『全日本フィギュアスケート選手権』になりますが、そこに出場するためには小さな大会を勝ち抜かなければなりません。
そのうちの一つが『東日本フィギュアスケート選手権大会』ですが、出場権獲得の順番としては以下のようになります。
↓
東日本フィギュアスケート選手権大会(+西日本)
↓
全日本フィギュアスケート選手権
今回は東日本の話だけになりますが、もちろん西日本にも各ブロック大会があります。
全日本選手権というのは、国内全てのスケーターにとって「一度は出たい!」と思う大きな大会なんですね。
2018年大会の日程と開催場所は?
第44回東日本フィギュアスケート選手権大会の概要は以下の通りです。
会 場 : 青森県八戸市・テクノルアイスパーク八戸
テクノルアイスパーク八戸は、「プリンスアイスワールド」で使っている会場です。
普段はアイスホッケーの地元チームが使用しています。
試合スケジュール
10月26日(金)
シニア女子SP 11時~14時30分
ジュニア女子SP 15時~18時40分
10月27日(土)
ジュニア男子SP 12時40分~15時25分
シニア男子SP 16時~18時30分
ジュニア女子FS 18時45分~22時05分
10月28日(日)
ジュニア男子FS 10時30分~13時45分
シニア男子FS 14時~17時10分
シニア女子FS 17時25分~20時55分
出場選手情報・試合結果
東日本地区の各ブロック大会の出場選手と試合結果・予選通過選手は、こちらの記事にまとめましたのでご覧ください。
出場選手と滑走順
全カテゴリーの出場選手と試合結果はこちらのリンクから見ることができます。
エントリー・試合結果(日本スケート連盟公式ページ)
※シニア男女、ジュニア男女、西日本ジュニアペア
試合結果(競技終了)
シニア男子の結果と得点詳細
https://twitter.com/online_on_ice/status/1056553354543812608
シニア女子の結果と得点詳細
https://twitter.com/online_on_ice/status/1056555240638472192
ジュニア男子の結果と得点詳細
https://twitter.com/online_on_ice/status/1056546892367052800
ジュニア女子の結果と得点詳細
https://twitter.com/online_on_ice/status/1056203873885417472
全日本選手権大会への通過者数
東日本フィギュアスケート選手権大会(以降:「東日本大会」)は、全日本選手権の予選会となっています。
シニア男女、ジュニア男女ともに、全日本選手権へ出場できる人数は決められています。
東日本地区の全日本選手権通過者数は、以下の通りです。
通過者数詳細(日本スケート連盟/PDF)
シニア女子:5人(免除2人含)
ジュニア女子:9人
ジュニア男子:9人
上のPDFファイルを見てもらえば分かるように、東日本地区と西日本地区では、予選通過者数に大きな差があります。
圧倒的に西日本地区の方が多いのですが、その理由は「前年度の全日本選手権の成績」にあります。
前年度の全日本選手権の成績上位に西日本地区の所属選手が多かったため、東日本地区の通過者数が少なくなってしまいました。
シニア女子は、免除の2人を除くと、なんと3人しか通過できません!(※免除については次の項目で説明します。)
つまりシニア女子は、表彰台に乗った3人のみが全日本選手権に出場できるということです。
試合出場が免除される選手
東日本大会に出場しなければ全日本選手権には出場できないと書きましたが、実は東日本大会を免除される選手がいるんです。
どういう条件で免除されるかというと、
派遣されるグランプリシリーズの試合と東日本大会の日程が重なったとき(該当週と前後一週)
2018年の東日本大会は10/25 ~ 10/28の開催ですから、その前後一週間に開催されるグランプリシリーズに出れば良いわけですね。
具体的には、「スケートアメリカ」「スケートカナダ」「グランプリヘルシンキ」となります。
上記の条件で、東日本大会を免除される上位選手は以下の通りです。
- 樋口新葉選手(スケートカナダ出場)
- 本田真凜選手(スケートアメリカ出場)
二人とも有名ですし、魅力的な選手なので近くで見たかった人にはちょっと残念ですが、国際大会で頑張ってくれたら嬉しいですよね。
シード選手
前年度の全日本選手権の上位3選手には「シード権」が与えられ、その選手を「シード選手」といいます。
東日本地区のシード選手は、シニア男子の羽生結弦選手だけです。
羽生選手は2017年の全日本選手権には怪我のため出場しませんでしたが、平昌オリンピックで優勝した実績からシード権が与えられました。
テクノルアイスパーク八戸は、羽生選手が震災後に「ロミオとジュリエット」を振付けした会場でもあります。
そのご縁もあってスケート靴などを展示していますが、平昌オリンピック後に新たな羽生選手の色紙が飾られているそうです!ファンの方が今回の大会にいらっしゃったら、ぜひ見て行ってくださいね♪会場の中に入ってすぐ目の前です。
チケット情報
入場無料です!
公式練習:非公開
写真、ビデオ等の撮影は機材を問わず禁止です!
テクノルアイスパーク八戸への行き方
住所:青森県八戸市新井田西4-1-1
★アクセス方法
【バスを利用する】・・・最寄りのバス停[新井田公園] ・中心街からの場合
八戸中心街ターミナル3番[中央通り]より乗車
南部バス:『るるっぷ八戸おんで号(右まわり)』
↓ (乗車時間 約20分)
[新井田公園]バス停下車
↓ (徒歩 約1分)
新井田公園【車を利用する】
八戸自動車道・八戸インターチェンジより約30分【駐車場】
普通車:277台、大型車:4台、身障者用:7台
駐輪場有り
駐車場はこんな感じです。
わざとぼかしてるので見にくくてすみません。
道路を挟んで反対側にも駐車場があります。
会場の注意事項
私はテクノルアイスパーク八戸に何度も行ったことがありますが、この会場はすごく寒いです!
体感的には、だいたい5℃くらいではないかな?と思います。しかも10月下旬は外気温も低いので、防寒対策はしっかり行っておきましょう。
ひざ掛けは必須で、ダウンコートがあれば安心ですね。寒がりの人は手袋もあった方が良いです。
また、会場の椅子が硬くて冷たいので、お尻の下に敷くシートがあればなお安心です。
トイレは中にもありますが、外の公園内にもありますので、急ぎでなければ外のトイレを利用するのも良いでしょう。
まとめ
全日本選手権や世界選手権で世界トップの選手を見るのも良いですが、青森県でフィギュアスケートの試合が開かれることは多くないですし、ぜひ県民の皆さんは足を運んでみて下さいね^^
東日本から世界へ羽ばたく選手がいるかもしれませんよ!
私も3日間現地で観戦する予定ですので、一緒に応援しましょう♪