2018年の6/8(金)~10(日)に、長野ビッグハットでアイスショーが開催されました。
7/8(日)にBS朝日で放送がありましたので、その感想を書こうと思います。
最初にアイスショーの趣旨を振り返る
一体何のショーで誰が出ていたのか、先におさらいしておきましょう。
ショーの趣旨
超簡単に言えば、「長野オリンピックから20周年の記念公演」という事になります。
平昌オリンピックにも出場した「現役トップスケーター」
将来を担う「若手スケーター」
上記の主に3パターンに分けて演技が披露されました。
出場スケーター
≪長野オリンピック出場選手≫
◆エルビス・ストイコ(1998年長野オリンピック 銀メダル)
◆フィリップ・キャンデロロ(1998年長野オリンピック 銅メダル)
◆本田武史(1998年長野オリンピック代表)
◆マリナ・アニシナ&グェンダル・ペイゼラ(1998年長野オリンピック 銅メダル)≪海外スケーター≫
◆ハビエル・フェルナンデス(2018年平昌オリンピック 銅メダル)
◆ネーサン・チェン(2018年世界選手権 1位)
◆エフゲニア・メドベージェワ(2018年平昌オリンピック 銀メダル)
◆エフゲニー・プルシェンコ(2014年ソチオリンピック団体戦 金メダル)
◆マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(2018年平昌オリンピック 銅メダル)≪国内スケーター≫
◆羽生結弦(2018年平昌オリンピック 金メダル)
※9日(土)10日(日)のみの出演、
8日(金)はJOCスポーツ賞表彰式に出席するため出演いたしません
◆宇野昌磨(2018年平昌オリンピック 銀メダル)
◆田中刑事(平昌オリンピック代表)
◆友野一希(2018年世界選手権 5位)
◆山本草太(2017年全日本選手権 9位)
◆須本光希(2018年世界ジュニア選手権 9位)
◆三宅星南(2017年全日本選手権 9位)
◆宮原知子(2018年平昌オリンピック 4位)
◆樋口新葉(2018年世界選手権 2位)
◆紀平梨花(2017年全日本選手権 3位)
◆白岩優奈(2017年全日本選手権 9位)
◆村元哉中 / クリス・リード(2018年平昌オリンピック 代表)
アイスショーの感想
いつも通り、羽生結弦選手の感想が中心となります。
でも、今回はレジェンドスケーターの演技が素晴らしかったです!
羽生結弦選手の演技感想
本放送では土曜日公演の演技が流れましたが、これはジャンプ全てでミスしちゃいました。
でも見てて仕方ないかなと思ったのが、一個目のジャンプが「ループ」だったことです。
あそこは本来「フリップ」で、しかも「ステップから直ちに、どころかステップの一部」のようなジャンプだったので、突然ループに変えてもやりにくかったのではないかと想像しています。
更に推測ですが、やっぱり「ホープアンドレガシー」は世界最高得点を出したプログラムですから、ちょっと試合感覚が染みついているのではないでしょうか?
もしかしたら無意識に力が入ってしまったかもしれませんね。
「ホープアンドレガシー」といえば、2曲を繋いでいるプログラムで、1曲は「旅立ちの時~Asian Dream Song~」なんですね。
長野パラリンピックのテーマソングだったという事で、羽生選手が選んだのも納得です。
私は本当に大好きなプログラムなので、また滑ってくれただけでも凄く嬉しかったです!
土曜日公演の放送が終わった後に、一部選手だけ日曜日公演の演技も放送してくれました。
羽生選手も日曜日の演技が見られたのですが、こちらはジャンプが全て成功です。
しかも、怪我をしてオリンピック以降封印していたフリップジャンプを、さらっと跳んで成功させました!
更に、後半には4回転-3回転トウループまで成功させ、フィニッシュはお約束のドヤ顔(笑)
本当に試合を見ているようでしたね。
コレオのハイドロで周囲が暗くなり、照明がピンスポットのように当たるのですが、現地で見ていた方によるとかなり幻想的だったようです。
しかし個人的な感想を言うと、やっぱり試合のように明るい照明の方が見てて好きかな、と。
とにかく、「ホープアンドレガシー」を選んでくれた羽生選手、有難うございました^^
レジェンドスケーターの演技感想
ストイコさんが特に引きつけられました!
この歳になっても動きはキレキレだし、技術力も保ってるのが凄いです。
そして演技力もあるんですね。またアイスショーで見たいと思えるスケーターです。
アニシナ&ペイゼラ組も初めて見ましたが、あまりカップル競技に興味が無い私でも引き込まれる演技でした。
本田さんは暫くトリプルアクセル見てなかったかも。
他の日の公演は調子が良かったみたいですが、放送された日の演技はミスが目立って残念ですね。
海外スケーターの感想
シブタニ兄弟の演技も実はけっこう好きで、オリンピックの使用プログラムもやってくれて嬉しかったです^^
ネイサンは平昌オリンピックで着てた変な衣装(失礼)ではなく、元の黒い衣装に戻してましたが、やはりこっちの方が良いでしょう!
プレッシャーがかかってない時のネイサンは本当に身体の動きがキレてかっこいいですよね。
あとは本番力を磨いてくれれば・・・まあ、オリンピックのSP以外はわりと良い演技も多かったんですけど。
国内スケーターの演技感想
一番目を惹かれたのは、須本光希選手のスケーティングの美しさ!日本人選手には珍しいくらいです。
まだジュニアに残るんですよね。シニアに上がるまでに、もう少し難しいジャンプが安定出来れば良いな。
あとはちょっと・・・な感想として、三宅選手のプログラムというか振付けは印象良くないですね。
今のコーチに移った時から若干心配はしてたのですが、もう少し彼自身のスタイルの良さとか、素直に出せる振付けの方が良い気がします。
他にも沢山出場スケーターはいたのですが、全員分は書ききれないので気が向いたら追記するかもしれません。
おわりに
というわけで、今回は特に羽生選手の「復活ホプレガ」と「レジェンドの演技」にすっかり魅了されました。
普段演技を見られないスケーターも出演してくれて嬉しかったです。
みなさんお疲れ様でした&ありがとうございました^^